【教え教えられ】
2017.2.14
先日、お仕事関係のカンファレンスである車メーカーの話を聞いた。
この会社、あるトラブルで営業赤字を経験したことをきっかけに、人財育成を大幅に見直すことになった。2年ほど前より、管理職に昇格した人全員が、マネジメント研修を受ける。
それは、1)会社の進むべき方向性の理解と実践、2)コミュニケーション能力の向上、3)人間性の鍛錬の3つ。
1) ゼミ形式で会社の歴史を振り返り、株主総会オブザーブで進むべき方向を理解する。
2) ゼミ形式で日常のコミュニケーションや部下指導を振り返り、指導力を高める
3) 専門家から人との接し方を学び、読書会でじっくり考え・議論し、人として大切なことを見つめなおす。
役職上位社員は下位の社員に対して、自分が学んできたことをゼミ活動として、なんと1年間に渡って手弁当で指導する。
いきなり1年間に渡り、教え・教えられる関係を構築せよと会社から言われ、当然ながら多忙な管理職からはすさまじい反発があったという。
ただ、この会社がすごいと思うのは、トップダウンでことの重要性を伝え、末端までそれを一気に浸透させてしまうこと。まさに軍隊のような動きか。
初めは命令ゆえ仕方なくやっていた人も多くいたとのことだが、経験すると、人に教えるのは自分自身もためになるという認識に徐々に変わってきたという。
聞くだけだと通り過ぎてゆく学びを、教えることにより、自分の血と肉に変えてゆく、まさに人財育成の要諦を実践している。
これだけ巨大な組織でありながら、何かをやると決めたときの爆発的な推進力。
改めて、この会社はすごいなと感じた次第です。
(AK)
「夢しか実現しない」
2017.2.13
会社は、社会に貢献し、社員が幸せになる場所。
志事は、働く人の人生を輝かせるもの。
そもそも会社は、人が人を幸せにするために、人が考え出したものなのです。
私の夢は、すべての働く人々が夢と勇気と笑顔に溢れ、そして、
そういう大人の姿に子供たちが憧れる社会を創ることです。
そのために、いかなる状況でも、道を切り開いて夢や目標を達成できる
自立型人材の育成がすべての組織に不可欠と考えています。
ものごとは、考え方を変えるだけで、行動が変わり、結果が大きく変わります。
私たちは環境や起きた出来ことに影響を受けているのではなく、
自分の考え方(思い込み)に影響を受けているのです。
どんな問題や困難も、楽しむことができます。
そして何事も楽しむほど、最幸の結果につながると信じています。
福島正伸
真経営学読本
2017.2.13
「社会復帰は、もうできません」
ガンの宣告はあまりに突然でした。
人はいつか死ぬことを、私もわかっています。
そして、明日死んでも後悔しないように生きてきたつもりですが、
その日が突然来るんだということを、リアルに思い知らされました。
社会復帰できる治療を探して、その日から全国の病院をまわりはじめました。
もう、声を出すことも、仕事をすることもできなくなるかもしれない。
そんな状況の中で、自分の思いをすべて録音することにしました。
「声を出し続ければ、ガンが進行する」という医師からのアドバイスも無視して、その収録に3日間をかけました。
その後、たくさんの方々のご支援によって、37か所目の病院で治療法が見つかり、
約2か月間の治療期間ののち、奇跡的に社会復帰をすることができました!
復帰後、録音した内容を音声CDとして発売したところ、大変な反響となり、
あっという間に用意した1000セットは、売り切れてしまいました。
購入いただけなかったたくさんの方々より、その内容が知りたいという声をいただき、
この度、出版することにいたしました。
私は今までずっと、経営においても、人生のおいても、真に大切なことは何か、
ということを追求してきました。
わずかな疑問でも、とことん考え抜いて、完全に解決したかったのです。
「真経営学」という言葉を使っているのも、その思いを込めています。
本書の中の、一つ一つの言葉は、まさに私の命のメッセージだと思っています。
仕事をすることは幸せになることであり、生きることは感動することです。
そして、自分の命を輝かせるためには、他の命を輝かせることです。
どの町に生まれ、どんな仕事に携わろうとも、考え方次第で、
誰でも、幸せになることができると信じています。
そもそも私たちは、幸せになるために生まれてきたのですから。
一人でも多くの方々が本書によって、命の素晴らしさに気付き、
より幸せな人生を送るきっかけになることができれば、それほどうれしいことはありません。
「すべてを楽しみ、すべてに感謝、この瞬間を生きる!」
福島正伸
【当たり】
2017.2.9
久しぶりにHRカンファレンス(KAIKAカンファレンス)に行ってきた。
まず、基調講演の林修氏(東進ハイスクール)の話は面白かった。
「伝わる」言葉と「伝える」言葉 というタイトルで、彼の立場では、テレビで発信したら叩かれるレベルのブラックユーモアを交えながら会場を引き込んでいった。
彼のメッセージは「大工と話すには大工の言葉を使え(ソクラテス)」というもの。
これは良く言われる相手に合わせるということだが、ここから先の表現は少し過激。
とにかく徹底して相手や状況観察をして相手の今欲しいコミュニケーションを取ることが大事。それが真意かどうかなどはどうでも良い。嘘で良い。実際自分の取っているコミュニケーションには嘘が多い。ただ、それで相手が喜ぶなら、仕事や関係が円滑に、円満に進むならそれで良いではないか。と。
例として「3つのカメラで観る」という話があった。
➀自分目線、➁相手目線、➂俯瞰目線の3台。➁までは良く言われることだが➂についてはちょっと見落としがち。今、ここで起こっているコミュニケーションは第3者からどう見えるのか、自分はどう見せたいのか、相手はどう見せたいと思っているのか。まで考えるというもの。
ブラックネタで解説してくれた。
「駅の改札などで、男と二人でいて泣いている女性の顔を観察し、(自身で)統計を取ってみると、100%ブスであるというのが事実」ブスは他人からどう見られているかの意識や分析力が低い。美人はそれらが高いから、人前で汚い顔は見せない。と。
他にも、「コミュニケーションの責任は全て発信者側にある」としながらも、志の無い(価値観の合わない)奴とはコミュニケーションは取れない。(人事関係者向けのセミナーだったので)そういう奴を決して採用してはならない。
など、インパクトのあるエピソードや表現で、裏付けを持ちながらしっかりとメッセージを残していた。過激な内容もあるが個人的には一切嫌な印象は受けなかった。きっとこのあたりも絶妙にコントロールしているのだろう。
タイムマネジメントもばっちりだったし、魅せるのがとても上手な方だと改めて思った。さすが売れっ子講師だ。
別のセッションからも、学びや気づきがあり今回のカンファレンスは今後に活かせそうなネタが多く収穫できた有意義なものだった。(当たり)
(NON)
【PPAP】
2017.1.31
♪アイハバ、ペーン。アイハバ、アナポ~。んーっ、アポーペーン!
ご存じ、ピコ太郎の「PPAP」である。
先日、イノベーションセミナーに参加したら、「これぞイノベーション!」ということで、この曲が紹介された。
待て待て!!
そりゃ、確かに、新しいリズムネタで、全世界で話題になった。
だけど、「これぞイノベーション!」と呼べるレベルでは無いんじゃない?
セミナー講師が言いたかったのは、そういうことでは無かった。
失礼しましたm(__)m
ペンとリンゴという全然関係なさそうなものを組み合わせることで、新しい価値を生み出す。
この手法こそが、イノベーションの原点だと言いたかったのだ。
そういう組み合わせを試すには、合理性や効率性より、無駄と思っても試してみる「心のゆとり」が必要。
しかし、今の世の中では、どうしても合理性や効率性が優先される。
だから、イノベーションが起きにくいのかもしれない。
もっと、無駄や遊びがあっていい。
いや、無いと新しい価値が生み出せない。
これは、大問題だ!
よし、明日からあえて無駄を作り、遊びにも力を注ぐことにしよう!
それには、自らを律する力がないとダメか…。
(YOKO)
【AI】
2017.1.24
最近、何かと話題になるAI(人口知能)。
お仕事に近い部分で知人がAIに関するイベントをやるというので参加してみた。
聞くと、今が第3次ブームだという。
まずはAIの基礎的な理解から。
人間が得意でコンピュータが苦手なことは何かというと、まず第1に必要情報の取捨選択という。すなわち、人は無意識のうちに不要な情報を無視している(自分が見たいものしか目に入らない。)のだが、コンピュータには無視するものを教え込まないといけない。
それから言葉の理解。
東ロボくんというロボットが東大に入れるかというプロジェクトで、誘導問題や日本語の読解が必要な問題が苦手なために、昨年は一度東大合格をあきらめたという。
そして、今は2021年までの合格を目指して、改良を続けているとか。
さらには常識の活用。
「八丁堀駅長の今日のランチを知っていますか?」という質問に対して、通常、人は、
「(駅長は知人ではないし、)もちろん知りません。」と即答する。
しかし、コンピュータは、当該駅長関連のSNSやあらゆる情報を調べ、データがなかったときに初めて「知りません。」という回答をする。
そのイベントでは、プロのミュージシャンを呼んで、ライブで自らの歌を披露してくれた。
そのあと、AIを使い、そのミュージシャンの楽曲をインプットし、あるテーマに従って、作詞作曲をさせたものをまた披露してくれる。聞き比べても、先ほどの人が作ったものと何ら違和感を感じない。こういうのは、AIの素晴らしい進化だと思った。
AIの進化はこれからもウォッチしていきたいですね。
(AK)
【ネタが尽きない人】
2017.1.20
私の親友Aには、普通の人にはなかなか起こらないようなことが多々起きる。
一番は、かなりの高確率でイベントに雨を降らすこと。
本人が楽しみしているほど降る・・・・・。当然私は何度も巻き込まれている。
次に、小さな罰(バチ)が当たること。
罰当たりとは聞くことはあるが、実際に当たったと感じたことのある人はどれだけいるのだろう?
少なくとも私は一度もない。
しかしAは、良く罰が当たるという。ただ、とても些細なことで、例えば、花粉症をからかったら、翌日、酷い花粉症の症状にみまわれ、からかったことを大反省した。すると症状がパタッと治まった。とか。
そして、最近、新たなことが起こった。
何かが憑いた?らしい・・・・・。
塩を舐めたら、急に吐き気がして、ヒュッともどした。でも気分は悪くない。オエ~っという感じではなく、ヒュッともどした。お腹も痛くない。その後も30分おきくらいに吐き気&もどすが、気分は全く悪くない。というのを5時間ほど繰り返して、原因をネットで調べると、その症状では「霊の仕業」というようなことしか出てこないと。私もAもそれについては信じられず、お腹の風邪の軽いのかな?気分が悪くないならいいか?と。
1時間ほど症状が落ち着いたので、一緒に夫の店に食事に行くことにした。
お腹に悪いといけないから軽めに食事しようとか言いながら。
お店に着いて、症状を伝え、お腹に優しめのメニューで。とオーダーすると、お義母さんが、「それ、何か憑いてるのよ。塩振っときなさい。」と言って、いつも持ち歩いてるという塩をAに渡した。
私もAもとても驚いた。ネットで調べた経緯は全く触れずに、症状だけしか伝えなかったのに、「霊の仕業」というネットと同じ見解・・・・・。それが正解だと信じるしかなかった。
私とAは、「なんか怖いけど、病気じゃなくて良かった」
と言って、思う存分飲み食いした。
本当に不思議なことが良く起こる人だ。
お義母さんの知識にも驚いたが・・・・・。
ネタが尽きないので大事にしたい。
(NON)
【今年の運勢】
2017.1.10
新年明けましておめでとうございます。
年明け早々の新年会で、占いに詳しい知人が、参加メンバーの今年の運勢を占ってくれた。
メンバーは、10名強。
テレビ番組の企画のように、運勢の良い順にランキングにして発表してくれる。
昨年も、この新年会メンバーで同じように占ってもらったが、その時はちょうど真ん中あたり。
正直、当たっていたのか、外れたのか、よく分からない一年だった。
というか、占いはあまり信じないタイプ。
血液型占いなどは、全く関心がない。
そもそも、自分の血液型を一発で当てられたことがないのだ。
とはいえ、新年会の場はかなり盛り上がるので、イベントとしては非常に楽しい!
ランキングの発表は、ワースト3を残して、下から4番目から発表。
そのまま第1位まで発表し、最後にワースト3を発表する。
私の今年の運勢ランキングは、残念ながらブービー賞。
下から2番目だった。
しかし、そのおかげで、最後の発表までドキドキしながら楽しむことが出来た。
んっ、これって意外とツイてるじゃん!!
というわけで、今年も占いは気にせず、楽しい一年にしたいと思いまーす。
(YOKO)
結果が出せる!評価が上がる!ビジネスマンの「カラダ再生」プログラム
2016.12.30
仕事ができない自分にさよなら!3か月で体を「ベストコンディション」に仕上げる!
ビジネスに関するスキルは数多く存在しますが、それを本当に仕事に活かせている人はどれだけいるでしょうか?「思考法」や「スキル」を学んでも、ビジネススキルの根幹となる「身体の質」を高めなければ単なる「学び」で終わってしまいます。
一流のビジネスパーソンは、常に「カラダ」をベストな状態に保つことで、高いパフォーマンスを発揮し続けているのです。
本書では、長年、ビジネスパフォーマンスと健康の関係を研究してきた著者が、「食事」「運動」「睡眠」を組み合わせて、3カ月でベストコンディションに仕上げるメソッドをレクチャー。常に最前線で戦える、「結果が出せる」ビジネスパーソンを目指す方にお届けする本です。
阿部 雅行
「会社の業績を上げたいなら、社員のカラダから変えよう!」
2016.12.30
近年、企業の経営戦略のひとつとして「健康経営」が取り上げられる時代になりましたが、私たちはこの言葉が生まれるずっと前から、「ビジネスパーソンの健康寿命延伸」や「健康人財育成による企業業績の向上」に挑戦してきました。
なぜ挑戦を続けるのか、その理由は2つあります。
一つは、ひとりでも多くのビジネスパーソンに幸せに働き続けられるようになってもらいたいと本気で思っているからです。
きっかけは私自身の経験に因ります。20代にメガバンクで働いていた私は、連日の接待や無理な営業による不摂生で、体重が60キロから90キロに増加、BMI30という不健康な体になりました。体調が常に悪く、なにより仕事の能率が上がらない毎日で、自分でもどうしたらよいのかわからない状態でした。
そこでまずは身体を変えようと減量に取り組み、運動と食事制限で身体のバランスを整えていきました。すると身体の調子が良くなると同時に、ストレスが減り、仕事上の集中力、思考力が高まる実感があり、結果的には、仕事の成果が格段に上がりました。
こうした自身の実感から健康な身体がビジネスに、そして自分自身の生活の質に良い効果をもたらすことを確信し、世の中に広めていきたいと考えるようになりました。
二つ目は、日本が抱える少子高齢化問題です。
2025年、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になる時代を迎えます。これだけ生産年齢人口が少なくなれば日本は破たんしてしまうのではないか。そんな危機感を抱いている方も多いと思います。
いまだ世界中のどこも経験したことのないこの社会課題に対し、最も有効な解決策は、高いパフォーマンスを長く発揮し続ける健康人財を増やすこと、すなわち「ビジネスパーソンの健康寿命を延伸させること」なのです。
健康を通じてひとりでも多くのひとが幸せに働けるように、私たちはこれからも挑戦を続けます。
阿部 雅行